【USM S14使用構築】ゲンブラホルード構築【最高最終2006】
【はじめに】
皆さん初めまして、ハルと申します。S14お疲れさまでした。対戦してくださった方ありがとうございました。今回嫁ポケであるブラッキーと共にレート2000を達成することができましたので、記念に構築記事を書きました。読んで頂ければ嬉しいです。
【構築経緯】
まず嫁ポケであり物理受け枠としてブラッキーは確定。ブラッキーの苦手なメガフシギバナやモロバレルを狩るためメガゲンガー。耐久ポケモンの処理及び電気の一貫をきるためホルード。加速バトンとカビゴン対策でブルンゲル。リザYやガモスに対抗するためエンテイ。地面と飛行の一貫をきるためWロトムを入れて完成。
【コンセプト】
相手の物理アタッカーを焼いて、ブラッキーで楽に受けつつサイクルを有利に回す。
周りでSを操作し上から鉢巻ホルードの圧倒的火力でサイクルを崩壊させる。
【パーティ紹介】
ゲンガー@ゲンガナイト
特性:呪われボディ→影踏み
性格:臆病
実数値(努力値):167(252)‐×-100-191(4)-115-200(252)
技構成:祟り目・ヘドロ爆弾・鬼火・身代わり
調整:H→振り切り
C→端数
S→最速
メガ枠。早くメガシンカし、ブラッキーに対して裏から出てくるメガフシギバナ、モロバレル等を影踏みでキャッチし処理することと、物理アタッカーに鬼火をいれることが主な役割。
祟り目は鬼火とヘド爆の追加効果とセットで使うのはもちろん、状態異常にする追加効果を引きやすい技をパーティで多く採用しているため、祟り目を高火力で打つ機会が多かった。
H特化にしてるのは、鬼火の入ったガッサのがんぷうやメガフシギバナのギガドレ等で身代わりが割れないようにするため。
あと鬼火はよく外れる。
ブラッキー@食べ残し
特性:精神力
性格:図太い
実数値(努力値):201(244)-×-178(252)-×-150-87(12)
技構成:イカサマ・欠伸・願い事・守る
調整:H→残り
B→振り切り
S→4振り65族抜き
嫁ポケ及び物理受け枠。欠伸による流し、願い事による味方の回復及びメガガルーラやメガギャラドス等の物理アタッカーの処理が主な役割。
特性は安心してメタグロスのアイへを受けられる精神力。
コンセプト通り、相手の物理アタッカーがよく焼けたため、非常に相手の攻撃を受けやすかった印象。おかげで強引に竜舞や剣舞をされてもこちらにさほど痛手はなく、逆にイカサマの火力があがるため物理アタッカーの処理が楽だった。
守るはZ技を空かしたり、欠伸や願い事とセットで使用。ただ、安易な守るは相手に大きなアドバンテージを与えてしまうため強気に立ち回ることを意識し、あまり積極的に使わないようにした。
よく状態異常になるドジっ子。
ホルード@拘り鉢巻き
特性:力持ち
性格:意地っ張り
実数値(努力値):171(84)-118(252)-98(4)-×-99(12)-118(156)
技構成:恩返し・地震・炎のパンチ・電光石火
調整:H→残り
A→振り切り
B<D→DL対策
S→4振りミミッキュ抜き
最強の地雷枠。特性:力持ち×鉢巻きによる超火力で、受けにくる物理受けのゴリ押しと、地震読みで出てくる浮いてるポケモン(マンダ、ギャラ、ランド等)に負荷をかけるのが主な役割。
鉢巻きを採用することにより、受けに来る物理受けが2発で消し飛び、ガブリアス程の耐久ラインであればワンパンできる火力が出る。
相手のパーティに電気タイプがいたら積極的に先発で出し、電気タイプとの対面を作り後続を見て通りのいい技(恩返しor地震)を選択し相手のサイクルを崩壊させる。だが、恩返しを打った状態で鉢巻きがばれるとミミッキュが出てきて剣舞の起点にしてくるため、相手のパーティにミミッキュがいて、恩返しで拘る場合裏でそのケアをしておくことが重要。
Sは出来るだけ多くのポケモンを抜きたいのと、ABミミッキュに対して上から地震が打てるよう118とした。
炎パンは、受けルに入ってるムドーと、よく先発に出てくるナットレイを処理するために採用。基本ホルードVSナットレイ対面は引かれなかったため、ほとんどのナットレイが初手で出オチしていった。
以下主な役割対象のダメージ計算(ダメージ計算Z for ウルトラサンムーンで計算)
恩返し
H227-B189 クレセリア→48%~56.8% 乱数2発(86.7%)
H192-B156 輝石ポリゴン2→45.3%~53.6% 乱数2発(41.4%)
H183-B115 ガブリアス→97.2%~114.7% 乱数1発(81.2%)
H215-B187 カバルドン→50.6%~60% 確定2発
H157-B145 メガクチート→118.4%~138.8% 威嚇込み確定1発
H167-B220 ギルガルド→108.9%~129.3% 確定1発
炎のパンチ
H172-B211 エアームド→55.8%~66.2% 確定2発
H181-B201 ナットレイ→112.7%~132.5% 確定1発
電光石火
H147-B57 フェローチェ→95.9%~112.9% 乱数1発(75%)
ブルンゲル@ウイの実
特性:呪われボディ
性格:図太い
実数値(努力値):204(228)-×-134(252)-106(4)-126(4)-83(20)
技構成:熱湯・挑発・自己再生・トリックルーム
調整:H→4n
B→振り切り
C→端数
D→端数
S→4振りテッカグヤ抜き
トリル始動要員。トリル→挑発による相手の加速バトンの阻止とバシャーモ、ルカリオやカビゴンを見るのが主な役割。
特性は3割でワンチャン掴める呪われボディ。
挑発は遅いポケモンからの毒々等の補助技を防ぐために採用。また、呪われボディと熱湯火傷を組み合わせることにより、相手からの物理ダメージを最小限に抑えつつ補助技及び有効な攻撃技を縛ることができる。このコンボのお陰で、主にナットレイ、カビゴンやルカリオ、その他攻撃技が1または2のポケモンをよく詰ませていた。
加速バトンの阻止とパーティ全体のSの遅さを考慮しトリルを採用。トリル→ホルード交代→恩返しor地震連打でフィニッシュという動きをよくやっていた。
エンテイ@突撃チョッキ
特性:プレッシャー
性格:意地っ張り
実数値(努力値):191(4)-162(100)-106(4)‐×-117(172)-149(228)
調整:H→端数
A→残り
B→端数
H-D→補正なしC252カプ・テテフのフィールドサイコキネシス2回耐え
S→準速ミミッキュ抜き
準伝枠。リザYやガモスへの受け出しとミミッキュを筆頭とする物理アタッカーを聖炎で焼くことが主な役割。
パーティに鋼がいないせいか、やたらテテフが初手に出てきた。これにすこしでも対応するため持ち物はチョッキを選択。努力値もテテフを意識した調整となっている。テテフがエンテイより速い場合→ニトチャ+聖炎、こちらの方が速い場合は聖炎+聖炎or聖炎+ニトチャといった感じで処理してた。火傷のリスクを考えてか裏にマンダやギャラが控えてても後出しされることはあまり多くなかった印象。仮に後出しされた時は容赦なく焼いていた。
ゲンガーがやらかす鬼火外しをエンテイがよくカバーしてくれた。本当に5割か?というほど焼いてくれた。焼ける聖なる炎は強い。
Wロトム@水Z
特性:浮遊
性格:控えめ
実数値(努力値):157(252)-×-134(56)-154(116)-127-117(84)
技構成:ハイドロポンプ・放電・ボルトチェンジ・目覚めるパワー(氷)
調整:H→振り切り
H-B→補正ありA252メガリザードンXのかたいツメ逆鱗確定耐え
C→残り
S→ホルード抜かれ調整
Z枠。マンダやランドに対する受けだしと、有利対面ボルチェンでサイクルを回すのが主な役割。
B方面はリザXが重いため逆鱗を1発耐えて、返しの水Zで(無振りならちょうど確定1発)倒せるようにした。
Sに関しては重たいレヒレのSを判断するためこの調整にした。理由は、相手のレヒレに対してホルードで上から1発殴れるか殴れないかを知るため。もしホルードで上がとれるのであればすこし処理が楽になるが、ホルードより速い尚且つ、瞑想持ちであれば最悪ロトムとゲンガーでも押し切られる可能性がある。そのため、レヒレのSを知る判断材料の一つとしてこの調整とした。
【苦手なポケモン】
ジャラランガ→ジャラZ打たれるだけで負ける。
メガミミロップ→肝っ玉恩返し、飛び膝が受からない。
キノガッサ→パーティの3分の2が上からの胞子で縛られる。
オニゴーリ→勝てません。
【終わりに】
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。これからリアルの方が忙しくなり、USM環境をガチでやるのがおそらく今期で最後になると思われます。そのUSM環境の思い出と2000にのれた記念として記事を書かせて頂きました。対戦してくださった方ありがとうございました。また、ソードシールドで。
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